実印の紛失

印鑑登録をしている判子を実印と呼びますが、この実印はご存知のように大変重要な印鑑になります。そんな大切な印鑑でももちろん紛失してしまうというリスクはあります。
もし仮に紛失してしまったら、どうなるのでしょうか。
実は、実印はそれだけでは効力がなく、印鑑証明書とセットとなって初めて効力を発揮するものなので、実印を紛失しても一般的には、悪用の心配はありません。ただし、あくまで一般的にはということで、巧みな手段を使って悪用される危険性はゼロでは決してありません。このため、紛失したらすぐに対処するようにしましょう。
具体的には、印鑑登録している市町村に紛失届けを提出します。これによって紛失した印鑑の印鑑証明書の発行を停止させることができます。次に、新しい印鑑を使って印鑑登録の改訂届けを行うことで、新しい印鑑登録への変更が完了します。さらに、警察に紛失または盗難届けを出すことによって、紛失した印鑑に対するトラブルを防ぐことができます。
実印の効力を発揮するには印鑑証明書が必要になるため、実際にはトラブルの危険性は低いものですが、面倒でも警察への届け出はしておいたほうがよいでしょう。また、実印は本当に必要なときだけにしか使用しない、という心がけも大切です。